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01.Sun |
SPACE FOR YOUR FUTURE [アイスクリーム] |
少し前ですが、東京都現代美術館でやっていた「SPACE FOR YOUR FUTURE」展に行ってきました。
終了直前の週に行ったので混んでるかなと思ったのですが、平日だったためか比較的空いていて、ゆったり見ることができました。
やっぱり人が少ない展覧会はいいです。
以前男鹿和雄展に最終日前日に行ったら170分待ちで、館内も鑑賞どころではない混みようでした。
そのとき絶対に展覧会は終了間際に行かないと誓ったはずなのに…
今回は大丈夫だったけど、もう少し早めにチェックして行かないといけないなあ。
今回の展覧会は「未来を提案する空間」というテーマで、様々な空間が出されていました。
空間と言っても解釈は様々あるので、建築家、ファッションデザイナー、写真家、芸術家などたくさんの分野から空間を表現していました。
副題が「アートとデザインの遺伝子を組み替える」で、ひとつの分野にとらわれず、未来へとつながる新しい選択肢を提案しようというテーマが元となっているようです。
同じ空間でもいろんなアプローチからたくさんの分野が交じり合っていて、不思議な世界観を持つバリエーションのある展覧会になっていました。
今回良かったと思ったのは最初に渡された冊子で、そこに作品の展示の配置図と作品についての説明が書かれていました。
展示されている作品の隣に書くのではなく、一人一人が自由な場所から鑑賞しながら読めるのは良かったです。
なんの前知識もなく行ったので、沢尻エリカを100通り撮ったという写真家の作品「100 ERIKA」には軽くびっくりしましたが、私が今回印象的だったのは建築家の作品が多かったです。
単に興味のある分野だからだと思いますが、考えた建築をどう展覧会で人に見せるかという見せ方のほうも工夫されていて見ごたえがありました。
特に「AMID* アーキテクチャー(cero9)」(なんて読むんだろ…)による建築作品は、バラで建物を覆うだとか運河に浮かぶ公共スペースだとか発想もびっくりでしたが、展示方法もおもしろかったです。
円形の分厚いマットのような素材の上にパーテーションと建築モデルがいくつか乗っていて、靴をぬいでマットの上で作品を鑑賞できるようになっていました。
作品は軽く台の上に乗ってはいたけど低いものなので、下を向いてマットの上を歩き回る感覚です。
その作品の上に、説明のボードが天井から吊る下げられていて、小さな風でもくるくると回転するようになっていました。
いちいち回るたびに自分も動かなくちゃいけなくて、客観的に見たときに、丸いマットの上で人が円状に移動している姿はおもしろかったです。
この展示方法も未来への空間を提案しているのかな?
作品の破天荒なおもしろさと展示方法が合っていて、おもしろい空間になっていました。
あとはSANAA。
妹島和世さんと西沢立衛さんによる建築ユニットです。
少し前に妹島和世さん本人からSANAAの建築についてお話を聞くという貴重な機会があって、この展覧会で展示されていたフラワーハウスはぜひ見たいと思っていました。
フラワーハウスはその名の通り、上から見ると花びらのある形をしています。
お花の好きな奥さんのための家だそうです。
10分の1模型はかわいらしかったです。
植木鉢や妹島和世さんデザインのイスが並んでいて、女性らしさのある空間になっていました。
でも本当はこの建築が建つ予定の場所はゆるやかに地面がカーブしていて、ひとつひとつの花びらで空間が閉じられるのではなく、そのカーブがあることによって隣の花びらへと空間がつながっていくようになっている、とお話されていました。
展覧会ではフラットな地面の上だったので、そのつながりがわからなくて残念でした。
本物の建物ができたら見てみたいけど、外国なんだよなあ…
そして一番感動的だったのは建築家の石上純也さんの作品です。
「四角いふうせん」というタイトルで、4階吹き抜けの空間に、アルミでできた巨大な箱が浮いていました。
ヘリウムガスで浮いているそうで、その日の気温など微妙な違いで、上下や左右に動くそうです。
たまにスタッフさんが風船の下に付けられたフックに棒をひっかけて、風船の位置を調整してました。
ふうせん使いみたいでかっこよかったです。
あの役やってみたいなあ。
吹き抜けの空間にあるので、どの階からもふうせんが見られるようになっているのですが、何回見てもあきなかったです。
なんだか海遊館で見たジンベエザメを見ている気分になりました。
空間の動きを生き物のように視覚的に見せる、装置にもなっているってことかな。
石上さんすごいな…
これは表面がアルミなので、角度によっては1階から3階までを映したりして、表面だけでも空間になっていました。
そういえば先にこの展覧会を見た友達は、違う解釈で空間の話をしてくれました。
まだ見ていなかったためよくわからず、あまり内容を覚えていませんが、人によって様々な解釈ができる作品なのかもしれません。
長くなっちゃった。
空間ておもしろいなあと改めて感じた展覧会でした。
最後に…
常設展にて、スゥ・ドーホーさんの「リフレクション」
下から見上げて撮ったものです。

写真に撮っていいと言われても、小心者には撮りにくい空気がありました。
でもがんばった。
素材が布みたいな柔らかいものでできているためか、人の入れない神秘的な空間に感じました。
終了直前の週に行ったので混んでるかなと思ったのですが、平日だったためか比較的空いていて、ゆったり見ることができました。
やっぱり人が少ない展覧会はいいです。
以前男鹿和雄展に最終日前日に行ったら170分待ちで、館内も鑑賞どころではない混みようでした。
そのとき絶対に展覧会は終了間際に行かないと誓ったはずなのに…
今回は大丈夫だったけど、もう少し早めにチェックして行かないといけないなあ。
今回の展覧会は「未来を提案する空間」というテーマで、様々な空間が出されていました。
空間と言っても解釈は様々あるので、建築家、ファッションデザイナー、写真家、芸術家などたくさんの分野から空間を表現していました。
副題が「アートとデザインの遺伝子を組み替える」で、ひとつの分野にとらわれず、未来へとつながる新しい選択肢を提案しようというテーマが元となっているようです。
同じ空間でもいろんなアプローチからたくさんの分野が交じり合っていて、不思議な世界観を持つバリエーションのある展覧会になっていました。
今回良かったと思ったのは最初に渡された冊子で、そこに作品の展示の配置図と作品についての説明が書かれていました。
展示されている作品の隣に書くのではなく、一人一人が自由な場所から鑑賞しながら読めるのは良かったです。
なんの前知識もなく行ったので、沢尻エリカを100通り撮ったという写真家の作品「100 ERIKA」には軽くびっくりしましたが、私が今回印象的だったのは建築家の作品が多かったです。
単に興味のある分野だからだと思いますが、考えた建築をどう展覧会で人に見せるかという見せ方のほうも工夫されていて見ごたえがありました。
特に「AMID* アーキテクチャー(cero9)」(なんて読むんだろ…)による建築作品は、バラで建物を覆うだとか運河に浮かぶ公共スペースだとか発想もびっくりでしたが、展示方法もおもしろかったです。
円形の分厚いマットのような素材の上にパーテーションと建築モデルがいくつか乗っていて、靴をぬいでマットの上で作品を鑑賞できるようになっていました。
作品は軽く台の上に乗ってはいたけど低いものなので、下を向いてマットの上を歩き回る感覚です。
その作品の上に、説明のボードが天井から吊る下げられていて、小さな風でもくるくると回転するようになっていました。
いちいち回るたびに自分も動かなくちゃいけなくて、客観的に見たときに、丸いマットの上で人が円状に移動している姿はおもしろかったです。
この展示方法も未来への空間を提案しているのかな?
作品の破天荒なおもしろさと展示方法が合っていて、おもしろい空間になっていました。
あとはSANAA。
妹島和世さんと西沢立衛さんによる建築ユニットです。
少し前に妹島和世さん本人からSANAAの建築についてお話を聞くという貴重な機会があって、この展覧会で展示されていたフラワーハウスはぜひ見たいと思っていました。
フラワーハウスはその名の通り、上から見ると花びらのある形をしています。
お花の好きな奥さんのための家だそうです。
10分の1模型はかわいらしかったです。
植木鉢や妹島和世さんデザインのイスが並んでいて、女性らしさのある空間になっていました。
でも本当はこの建築が建つ予定の場所はゆるやかに地面がカーブしていて、ひとつひとつの花びらで空間が閉じられるのではなく、そのカーブがあることによって隣の花びらへと空間がつながっていくようになっている、とお話されていました。
展覧会ではフラットな地面の上だったので、そのつながりがわからなくて残念でした。
本物の建物ができたら見てみたいけど、外国なんだよなあ…
そして一番感動的だったのは建築家の石上純也さんの作品です。
「四角いふうせん」というタイトルで、4階吹き抜けの空間に、アルミでできた巨大な箱が浮いていました。
ヘリウムガスで浮いているそうで、その日の気温など微妙な違いで、上下や左右に動くそうです。
たまにスタッフさんが風船の下に付けられたフックに棒をひっかけて、風船の位置を調整してました。
ふうせん使いみたいでかっこよかったです。
あの役やってみたいなあ。
吹き抜けの空間にあるので、どの階からもふうせんが見られるようになっているのですが、何回見てもあきなかったです。
なんだか海遊館で見たジンベエザメを見ている気分になりました。
空間の動きを生き物のように視覚的に見せる、装置にもなっているってことかな。
石上さんすごいな…
これは表面がアルミなので、角度によっては1階から3階までを映したりして、表面だけでも空間になっていました。
そういえば先にこの展覧会を見た友達は、違う解釈で空間の話をしてくれました。
まだ見ていなかったためよくわからず、あまり内容を覚えていませんが、人によって様々な解釈ができる作品なのかもしれません。
長くなっちゃった。
空間ておもしろいなあと改めて感じた展覧会でした。
最後に…
常設展にて、スゥ・ドーホーさんの「リフレクション」
下から見上げて撮ったものです。

写真に撮っていいと言われても、小心者には撮りにくい空気がありました。
でもがんばった。
素材が布みたいな柔らかいものでできているためか、人の入れない神秘的な空間に感じました。
