色見本です。
今回は、変わった日本の色名といえば代表的と言える色名だったので、ずっと避けてきた色です。
でも由来について調べてみたらおもしそうだったので、色見本に加えることにしました。
今回の色名は、
納戸色 なんどいろこんな色です↓
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青系に分類される色かな。
御納戸色 おなんどいろ ともいうそうです。
納戸とは、屋内の物置部屋のことを言うそうです。
そうするとイメージとしては茶色を思い浮かべるのですが…
実際、昔は茶色として使われていたようです。
それがなぜ青になったんだろう…?
この色名の由来は、調べてみるとたくさん出てきました。
<納戸色の由来いろいろ>
・この色の反物をしまっておくところが納戸だったから
つまり「納戸にある反物の色」を略したってことかな?
・納戸の入り口に目隠しとしてかけてある幕の色、という意味から
確かに青い色の布を暗い物置部屋の前に掛ければ、こんな色に見えるかもしれない…
・納戸を管理する役人の服の色がこの色だったから
管理する役人がいるってことは、けっこう大きなお屋敷の納戸なのかな?
管理してるってことは、警備も兼ねていたかもしれない…
となると腰には刀をさしていたりして、暗闇にひっそりこの色の服を着て立っている用心棒の男…
お、ちょっとかっこいい!
(↑いろいろ私の勝手な妄想です。)
・深い藍染めをするのには手間がかかるため、一度に多く作って、それを保存しておく場所が納戸だったから
最初の由来と似てますね。
・徳川十一代将軍、家斉がこの色が好きで、いつも納戸にこの色に染めた布を積んでいたところから
この色が好きって…渋いなあ。
・あるお屋敷の納戸で、藍海松茶の絹をしまって数年後に出してみると、いつの間にか変色してしまっていた。そのときの絹の色から。
ちなみにここでは青の納戸色ではなく、昔の茶色のほうの納戸色を表しているそうです。
そりゃ変色した色だから茶色だろうなあ。
などなどです。
「納戸」っていうつかみどころのよくわからないものを色名にされると、いろいろ想像を膨らまさないと由来が出てこないみたいです。
きっと真実はわからないままなんだろうなあ。
でも生壁色に続いて、無機質で人工的なものが色名になるなんて珍しいと思います。
これも生壁色と同様、人気のある色だったようで、たくさん種類が出来ています。
錆納戸、藍納戸、江戸納戸、銀納戸茶、…他にもいろいろ。
生活に密着した、親しみやすさから人気が出たのかな?
確かに、ただ紺色と言われるより、親近感があってなじみやすい印象を受ける気がします。
物置部屋というイメージから、なんだか深くて冷たい奥行きや温度まで感じられるし。
濁点の入った音も効いていると思います。
偶然できたものでなく、誰かが意図的に作った色名だとしたら、その人物はかなりの人だなあ。
しかも由来は未だわからないままなんて…
もしそこまで計算しつくされてたら恐ろしい人物です。
どんな人なんだいったい…
いや、私の勝手な想像で、誰かがこの色名をつけたなんて文献はまったく見つかってないんですけど。
この色の裏に隠された人物がいると考えたほうがおもしろいかなと。
どうせ由来はわからないので…
(…捏造?)
早速、リンクさせていただきました^^
よろしくお願いします。<(_"_)>ペコッ
「納戸色」っていう名前も面白いけれど、由来がこんなにあるなんて驚きです。
でも、どの由来にしても想像力を掻き立ててくれるモノばかりですね^^
“御納戸色”とも呼ばれるということは、ある程度位のある人の大きな納戸っぽいですよね。
普通の家の納戸には“御”は付けなそうですし。(苦笑)
それにしても、“納戸”なのに、あの色って。
ミステリアスです…。( ̄ー☆キラリーン