あいうえおの五十音のなかで、一番好きな音はどれですか?
私は迷わず
ふ !!
と答えます。
ここでの名前が「笛吹きコフカ」と「ふ」が3回も出てきているのも、「ふ」を愛している証拠です。
音と言っていいのか、音を出さなくたって息を吹けば出てくるような立場です。
ふぬけた音だと思います。
ふぬけ、の頭の文字は「ふ」です。
形もくねくねしてて安定してないし、書体によって形が大きく変わる文字のひとつです。
しばらく眺めていると力の抜けたおじいさんの顔に見えてきたりもします。
頭に「ふ」がつくと否定されたりもします。
ふあんてい、ふゆかい、ふとくい。
好きな子はいじめたくなるタイプなのでよく誤解されますが、心から愛しています。いい音だと思います。
個人的には、「風」の音読みが「ふう」なことと、「ふえ」「ふく」など息に関係がある言葉に使われていること、それと風のような音の雰囲気から、風とか空気とか透明感のあるイメージを持っています。
同時に「ふぬけ」「ふまじめ」などのだるい否定のイメージ、力のない音の出し方から、気のぬけた、まぬけな雰囲気もあるなあと思っています。
このイメージはたぶん、さだまさしさんの曲による影響が大きいと思います。
さだまさしさんのアルバム「季節の栖」には、永六輔さん作詞、さだまさしさん作曲の「ふ」という曲があります。
(普通の ふ ではなく、意図的にやや左に傾いて書かれた「ふ」が正式な題名みたいです)
曲調はのんびりとした、ちょっとふぬけた感じです。
歌詞は、
しあわせ と ふしあわせ、
まじめ と ふまじめ、
じゆう と ふじゆう、
しんせつ と ふしんせつ
を対比させて、両方は正反対なことではなく共存してあらわれることがけっこうあるよね、という内容になっています。
力がぬける、いい曲です。
そんな私が、一度行ってみたい街の一つが、中国の呼和浩特です。
これ、フフホト と読むんです。
かわいいー!!!!
ポトフ を聞いたとき以来の感動でした。
ほんとうに、ふ について話しはじめたらきりがないです。
愛しています。
こんなに愛をささやいたのはじめてかも。